端午の節句
五月初五(ごつき こごか)は、中国の年中行事の一つである端午の節句である。この日は、我々が「ちゅうし(ズンズ)」と呼ばれるもち米の葉包みを作る日である。毎年この日になると、多くの家庭でちゅうしを包み、さまざまな味や種類のちゅうしが、このちゅうしの香り漂う季節に次々と登場する。端午の節句の由来については、もともと諸説あり、統一されていない。ある人々は、五月初五に汨羅江(べきらこう)に身を投じた愛国詩人・屈原をしのぶ日と考えている。また、現代においては、この祭りは消毒や疫病を避ける日であるという人もいる。